2週間で英単語を1900語覚えることができたのか。

 週末です。

 

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「速読英単語」の見出し語1900語を、2週間で覚えて覚えた量を競うバトルをすることが決まってから、2週間が経ちました。

(ちなみに、見出し語以外の単語も1900語のうちに数えられているので、実際覚えた単語はもっと少ないです。数えるのが面倒くさいので1900語ということにしてますが)

 

 

 

 

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 こんな感じで僕は、ふざけつつも少しずつ単語を定着させていきました。

人生で初めて英単語帳に真面目に向き合ったので、非常に疲れました。

 

 

 

 

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わからない単語に付箋を貼っていくという方法を実践した結果、森みたいになりました。指でなぞると非常に気持ちがいいので、勉強してよかったなと思いました。

 

 

 

 

果たして、僕は1900語という膨大な量の単語を覚えることができたのでしょうか?

コリン君の愛国心あふれる発音は正常になったのでしょうか?

そして、「LINEの一言をメンヘラにする」という罰ゲームを受けることになるのはいったいどちらなのでしようか? 今日、すべてが明らかになります。

 

 

 

英単語暗記量勝負

コリン君とSkypeをつなぎます。2週間ぶりの対面です。

 

 

 

コリン「ついに勝負の時だね」

週末「さっきケンミンSHOW見たら、君の地元でインタビューしてたよ」

コリン「マジか、行ってくるわバイバーイ」

週末「不戦敗になるつもり?」

 

 

 

ケンミンSHOWのインタビューは中継じゃないです。

さっそくやる気が感じられませんね。

 

 

 

ルールは以前と同じです。

お互いに交互に英単語を言い、回答者がその意味を答えます。各10問で、正解数の多いほうが勝利です。

 

 

 

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厳正なじゃんけんの結果、コリン君が先に問題を出すことになりました。

勝負開始です!!

 

 

 

1問目

コリン「じゃあ問題出すよー」

週末「おけ。1問目…」

コリン「bush」

 

週末「茂み!!」

コリン「勝てる気がしない」

 

 

 

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週末、1問目即答で正解です。序盤で出た単語なので、ちゃんと覚えていました。

意外といけるかも?

 

 

 

週末「じゃあこっちの番。行くよ…」

コリン「はい」

週末「according」

 

 

 

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accordingは「according to~ (~によると)」という言い回しが有名すぎるあまり、according 単体の意味は言えないだろうという作戦。

 

 

 

コリン「あー……一致して

週末「マジか。正解」

 

 

 

コリンも正解しやがりました。ここで一点確実に稼ぐつもりだったのに、やられました。同じような作戦で「deal with(対処する)」が有名なdealを出題するつもりでしたが、やめることにしました。

 

 

 

週末「『~によると』って答えるかなって思ったんだけど。according toってよく使うし」

コリン「逆にaccording toってなに?

週末「嘘だと言ってよ」

 

 

 

2問目

コリン「critical」

 

週末「批判的な

コリン「あ、はい」

 

 

 

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楽勝です。クリティカルって日本でもよく使われている単語ですよね。日本と欧米で意味に違いのある単語は注意です。

 

 

 

週末「行くよー…」

コリン「はい…」

週末「intimate」

 

コリン「えーーっと……親しい

週末「エェェェナンデワカルノォ(裏声)」

コリン「う゛っしゃあ゛あ゛(野太い声)」

 

 

 

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コリン君も正解です。

相手が全然間違ってくれないので緊迫感がすごく、テンションがおかしいことになってきて、ビブラート技術だけで90点台を狙う人みたいな声になりました。

 

 

 

3問目

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3問目も両者正解。以前やったときは二人ともバツ印ばかりだったことを考えると、成長が実感できます。

ここらへんで、最初コリン君を舐めきっていた僕は自信を失い、全然いけないと思っていたコリン君は自信に満ち溢れてきました。

 

 

 

週末「コリン、もっとできないと思ってた……」

コリン「俺もそう思ってた」

 

 

 

4問目

コリン「practically」

 

週末「ほとんど

コリン「おお、正解」

週末「モゥコワイヨォォ」

コリン「オレモコワィョォォ」

 

 

 

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4問目も正解しました。practicallyは全然記憶に定着しなかったのを覚えています。覚えにくすぎて逆に印象に残っていたパターンです。

practicallyもそうですが、副詞って覚えにくすぎませんか? 僕が総理大臣になったらまず副詞の数を75%削ります

 

 

 

週末「行くよー」

コリン「はい」

週末「shortly」

 

 

 

 

 

 

 

 

コリン「……え、短い?」

 

週末「チガウッ!!^^^^^^^^^^」

 

コリン「エエエエエエエエエエエエ」

 

週末「ウェェェェェェィヤタァァァァァァ」

 

 

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ついに不正解が出た!!

shortlyは『間もなく』という意味です。『短い』は形容詞なのでshortですね。

やはり副詞は強い。

 

 

 

週末「もうこれは勝ったわ」

コリン「負けた」

 

 

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一点リードしただけでこの安心感。コリン君のテンションもダダ下がりでした。

そしてこの不正解を皮切りに、一気に差が開いていきます。

 

 

5問目

週末「upset」

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コリン「あ゛あ゛あ゛あ゛わかんない」

週末「フヒッ(笑)」

 

 

6問目

週末「interaction」

コリン「知事

週末「違いまーす!!!」

 

 

 

 

コリン「え? 知事じゃないのー!?」

週末「知事はgovernorじゃない?」

コリン「あ、違う!! 知事』じゃなくて『指示』って言ったんだよ」

週末「あ、ごめん聞き間違えた」

コリン「まったくもう」

週末「どちらにせよ違う」

 

 

 

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interactionは『知事』でもなければ『指示』でもありませんでした。

 

 

 

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コリン君、4,5,6問目と3連続で不正解しました。対して僕はここまで全問正解! 

自分でもここまでできるとは思いませんでした。勝利は目前です。

 

 

 

7問目

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7問目は両者正解でした。この時点で3点差なので、8問目で僕が正解すれば、その時点で僕の勝利が確定します。

 

 

 

コリン「3問続けて間違えてくれない?」

週末「要求がダイレクトすぎる」

 

 

 

コリン君の出題は…

 

 

 

 

コリン「grocery」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

週末「『日用品』!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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コリン「正解……………」

 

週末「うおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

英単語暗記バトル、僕の勝利に決定です!!

ラッキーなことに、groceryはバトル当日に舐めるように見ていたので楽勝でした。

 

 

 

バトル終了

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一応お互い10問目までやりました。全問正解できなかったのが少し残念。

結果はコリン君が6.5点(10問目は伝達ミスが発生したため、間を取って0.5点)、僕が9点で、僕の勝ちでした。

 

 

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前回の戦績。今回に比べるとボロボロ。

今回は飛び切り難しい単語をチョイスしたのにも関わらず、二人とも点数が大きくアップしています。2週間の準備期間での猛勉強が、実りあるものだったことがわかりますね。

 

 

 

これからも頑張ろう

 

努力の甲斐あり、何とか勝利を収めることができました。

しかし、今回覚えた単語を長期的に記憶するには、今のままの暗記ではまだ不十分です。繰り返し本を読んで、脳に定着させていく必要がありますね。気を抜いてはいられません。

 

 

 

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友達と競い合うことは、思ったよりもモチベーションにつながりました。罰ゲームを設定することで、逃げ場をなくす戦法。これは絶対勉強に活用できます。

 

 

 

しんどかったけれど、有意義な2週間を過ごせました。今回のバトルで学んだことを生かして、これからの受験勉強を頑張っていきたいと思います。

皆さんもぜひ、お友達と競いながら、高めあってみてはいかがでしょうか。

 

 

 

罰ゲーム

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コリン君のLINEの一言。

 

 

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下にスクロールしていくと……

 

 

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週末「一体誰に会いたいのかなあ」

コリン「つらい」

 

 

 

週末でした。

指定された英単語を使って短文を作る

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※英語が苦手な高校生が英語の勉強をする記事です。文法や語意のおかしい部分がたくさんあると思いますが、愛嬌だと思ってください。

 

 

 

週末です。

 

 

 

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↑来る暗記バトルのために、必死に英単語を頭に詰め込んでいる最中であります。

こんな短期間で詰め込んでも定着しないんじゃない? とおっしゃるあなた。その通りです。

 

 

 

でも、僕はやるしかないのです。『LINEの一言をメンヘラにする』という罰ゲームがかかっているのですから。

 

 

 

英単語を勉強していて思ったのですが、ただ一つの単語を見るより、文章の中でその単語とかかわった方が記憶により定着するようです。多くの英単語帳はその性質を利用して、新出単語と一緒に、その単語が含まれた英語長文や短文を掲載しています。

 

 

 

こんなことを考えていたら、一つ英単語の定着によさそうなゲームを思いついてしまいました。

ご紹介します。

 

 

ぼくのかんがえた英単語暗記法

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まず、英単語帳をぱらぱらとめくり、ランダムに英単語を5個選出します。

次に、その5個の英単語をすべて含めた英語の短文を作るのです。

冗長になるのを防ぐため、作る短文の単語数は最大で15とします。

 

 

 

これなら、自分で文を作る=自分で英単語を使うのですから、脳髄に染みわたるほどの定着率が期待できるでしょう。同時に英作文の力もつくので一石二鳥ですね。

 

 

 

さっそくやってみたいと思います。

 

 

第1文

出てきた単語は……

 

 

 

 

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corporation 企業;株式会社;法人

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length 長さ

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lip 

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clearly 明らかに;はっきりと

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condition 状況;状態;条件

 

 

 

 

の5つ。「唇」が少々扱いにくそうですね。最長で15単語までしか使ってはいけないことに注意しつつ、これらを使って短文を作ってみます。

 

 

 

できました。

 

 

 

The condition of that corporation is clearly like the length of lip. 

あの企業の状況は、明らかに唇の長さのようだ。

 

 

 

ごめんなさい。全然できませんでした。

「唇の長さ」というこの世で最も比喩に向いていない概念を「明らかに~」と自信満々に語っています。

 

 

 

企業の状態がいいのか悪いのかすら判別ができません。ただ一つわかるのは、その企業はリップ長のような状態に陥っているということです。

 

 

第2文

とんでもない出オチを踏んでしまいました。想像の5倍くらい難しかったです。

何とか2つめの文で軌道修正をしましょう。出てきた単語は…

 

 

 

provide を提供する 養う;備える

common 普通の;共通の

fear 恐れる;気づかう 恐怖;心配

generate を生み出す

meanwhile をその間に;一方では

 

 

 

の5語。動詞が多くて考えさせられますね…。

 

 

 

できました。

 

 

 

Meanwhile, John provided the common chapsticks generated by Nancy to fear that condition.

一方その頃、ジョンはその(唇の長さのような)状況を恐れ、ナンシーが作り出した普通のリップクリームを供給していた。

 

 

 

登場人物が2人現れました。先ほどの企業の不調を危惧して、ジョンはリップクリームの生産に着手したようです。

別に決まりではないのですが、第1文とのつながりを持たせてみました。

 

 

 

さっきよりは文をなしていると思います。異論は認めません。

動詞が多い場合は、分詞にしてしまうか、to不定詞やthat節を利用すると文法上のエラーを回避できそうです。少し勉強になっているのが腹立ちますね。

 

 

第3文

instead その代わりに

confess 白状する;認める

glacier 氷河

angry 怒って

prevent を妨げる;を防ぐ

 

 

 

氷河」という単語の主張が強すぎる。

何とかまとめないと……。

 

 

 

Instead of Mark, John got angry about Nancy's confessing that she prevented a glacier.

マークの代わりにジョンは、ナンシーの彼女が氷河を妨げたという供述に怒った。

 

 

 

ナンシー何者だよ。

最初は「prevented the movement of a glacier(氷河の流れを妨げた)」にしていたのですが、単語数が制限を超過してしまったため、仕方なく「prevented a glacier(氷河を妨げた)」という現代でなかなか聞けない言葉を使いました。

 

 

 

ていうかリップクリーム製造していた話が完全にどこかに行きましたね。彼ら、自由奔放すぎます。

 

 

第4文

reluctant 気の進まない

experiment 実験 実験する

delay 遅延;延期 を遅らせる;を延期する

illegal 違法の

flu インフルエンザ

 

 

 

お、「実験」「違法」「インフルエンザ」と、関連付けしやすい単語を引きました。

欧米では「influenza」を「flu」と略すんですね。初めて知りました。

 

 

 

できました。

 

 

 

The illegal experiment related to flu delayed because John was reluctant to do it.

インフルエンザに関連した違法実験は、ジョンがあまり気が進まなかったことによって遅延した。

 

 

 

ジョンもナンシーに負けないくらいの大物でした。彼の気分次第で実験の進捗が左右されます。

ナチュラルに違法で実験を行っているのが笑えます。人体実験でもしているのでしょうか。インフォームドコンセントは大事です。

 

 

 

第5文

最後です。最後は豪快に10語使ってやってみます。上限は考えないことにしましょう。

第4文までに広げに広げた巨大な風呂敷をうまく折りたためるか、勝負どころです。

 

 

 

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今までのあらすじを言っておくと、「とある企業がくちびる丈の危機に瀕している。その状況を恐れ、氷河のナンシー違法実験のジョンの二人は、普通のリップクリームの製造に着手した…!!」といった感じになりますかね。

マークは無視していいです。

 

 

 

出ました!! 選ばれた最後の10単語はこれだ!!

 

 

 

pattern 様式;模様;手本

detect を見抜く;を検出する

marriage 結婚

equation 方程式;同一視;均衡

consider をよく考える;AをBとみなす

extensive 広範囲の;大規模な;広大な

locate を探し出す;を設ける

puzzle を困らせる わからないこと;パズル

steam 蒸気

undergo を受ける;を経験する

 

 

 

先に終わりの挨拶を

「指定された英単語を使って短文を作る」という作業、簡単なようでとても難しかったです。でもおかげさまで、今回使った単語は完璧に覚えました。

文法事項を確認するために逐一辞書で調べたりしていたので、それがより定着につながったのだと思います。

 

 

 

 

ちなみに、期待していた英作文の能力向上は全く見込めませんでした。

エイプリルフールのイギリスの新聞記事みたいな文しかできませんからね。

 

 

 

 

この記事を見てくださった受験生の皆さんも、ぜひ、様々なやり方で勉強をしてみてください。意外と発見があるかもしれませんよ。

 

 

 

週末でした。

 

 

第5文(+α)

John undergone a human experimentation appearing at Nancy had been puzzled about not having located where she should have gone to in the extensive glacier, Nancy considered her equation of life, and detected him as her husband, consequently John and Nancy performed a marriage.

広大な氷河の中で、どこに行けばよいのかがわからず困っていたナンシーのもとに、人体実験を耐え抜いたジョンが現れた。ナンシーは自分の人生方程式を熟慮したところ、ジョンに自分の夫となるにふさわしいものを見出した。結果的に、二人は結婚した。

 

 

 

The steam from the icebreaker reflected a beautiful pattern.

破氷船から出る蒸気が、美しい模様を映し出していた。

 

 

 

 

 

 

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後日行われた英単語勝負の記事です。

「速読英単語」2週間で1900語覚えたい。

週末です。

 

 

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年が明け2017年、いよいよセンター試験が始まりますね。

僕はまだ高校2年生ですが、来年からはもう受験生

 ブログもいいですが、勉強を怠るわけにはいきません。

 

 

というわけで、今すぐ勉強をしましょう。

 

苦手の英語をカバーする

なんといっても英語が苦手です。「English」の「Eng」を聞いたあたりで全身に発疹が出て泡を吹きます。

 

 

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将来、世界中に友達を作るのが僕の夢なんですが…。

如何せん英語が苦手なので、友達欲しさにアメリカに旅行したら最後、言葉の意味を理解できないままお兄さんたちに特殊なクラブに連れていかれて、目を覚ましたころにはすでに身ぐるみをはがされてストリートに放置されているに違いありません。

 

 

やはり考えれば考えるほど、英語スキルは重要です。人生において重要なものランキング、堂々の1位に輝くはずです。ちなみに2位は関節です。

 

 

というわけで、今回は、英単語をとにかく覚えてみることにしました。

 

「速読英単語」を使う

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Z会が出版している英単語帳、「速読英単語 必修編」を利用します。

なんでも、この本一冊で受験に出てくる単語の94%はカバーできるとかなんとか。

 

 

別に回し者じゃないので、紹介もそこそこにしておきましょう。

とりあえずの、当面の目標としては、

 

 

2週間で、「速読英単語」見出し語の1900語をすべて覚える

 

 

ことを目指したいと思います。だいぶ詰め込みすぎですよね?

残念ながら、このくらいしないと間に合わないんです。

 

今の単語量を調査しよう

まずは己を知ることからです。友人に手伝ってもらいましょう。

確かめる方法は、このような感じです。

彼に、速読英単語に乗っている見出し語1900語の中から、適当に単語を選んでもらい、それを読んでもらいます。その意味を僕が当てることができれば、1点です。問題は10問出してもらいますので、10点満点。いわゆるクイズ形式ですね。

 

 

友人のコリン君Skype通話にて協力を依頼しました。すると…

 

 

週末「これこれこういうわけで、英単語クイズを出してほしいんだけど」

コリン「いいよ。せっかくだし俺もやるわ」

週末「君もやるの」 

コリン「やる」 

 

 

驚くほど自然な流れで、彼も2週間で1900語全暗記するプロジェクトに参加することになりました。一緒に頑張りましょう。

 

英単語クイズバトル

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せっかくなので、二人で点数を競い合うことにしました。交互に1問ずつ問題を出し合い、お互いに10問答えていきます。

 

 

英単語クイズバトル、スタートです!!

英語の発音を無理やりカタカナにしていますが、気にしないでください。

 

1問目

週末「まずはコリンから問題出して」

コリン「おっけ、じゃあまずは…」

 

 

コリン「role」

週末「ロール……役割?」

コリン「お、正解。でもいいよ」

 

 

1問目は正解しました。簡単な語だったので助かりました。

ここで案外成績がいいと、企画的に困るんですけどね。

 

 

週末「じゃあ俺の番、難しいの行くわ」

コリン「わかった。nonethelessとか来いよ」

 

 

nonethelessに何か因縁でもあるんでしょうか?

 

 

週末「leisure」

コリン「リージャー?……こう……こうの人」

週末「?」

コリン「地方の人?」

週末「違います」

 

 

コリン君は1問目不正解。leisureは「暇、余暇」という意味でした。

リージョン(地方)→リージャー(地方の人)と推測したらしいです。知らない単語でも、知っている知識を組み合わせて頑張る姿勢はすばらしいですね。

 

2問目

コリン「よし、行くよ…」

週末「来い」

 

 

コリン「ゥラボラ゛ェ゛」

週末「発音がくそすぎる」

 

 

コリン君、英語の発音ができないせいで問題が伝わらないという事態に。

 

 

コリン「elaborate」

週末「わからん」

 

 

ごめんなさい。問題が伝わったところでわかりませんでした。答えは「手の込んだ;複雑な」でした。

僕は不正解。コリン君が答えるターンです。

 

 

週末「reveal」

コリン「なんて?」

週末「reveal」

コリン「リヴィール?」

週末「そう。R,E,V,E,A,L」

コリン「V,E,A……ああ、リベアルね!!」

週末「そうだけど違う

 

 

コリン君、英単語をローマ字読みで暗記しています。大丈夫か。

 

 

コリン「リベアルね、はいはい。見たことあるわ」

週末「それで、答えのほどは?」

コリン「いや、見たことあるだけ」

週末「意味ないじゃねえか!!

 

 

結局コリン君はわからず不正解。正解は「を明らかにする;を示す」でした。

 

 

2問目はどちらも不正解。

 

 

5問目

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3問目、4問目はこのような結果に。この時点で僕は2点、コリン君が0点です。

僕の英語力をアップさせる企画のはずでしたが、コリン君の方が問題があることが判明しました。

 

 

ここら辺から、お互い難しい単語を言ってもどうせわからないので、わかりそうでわからない単語を出題するゲームに。

 

 

コリン「religion」

週末「うっ、わ~~~。すっごいわかりそうでわからない。聞いたことはあるんだけどな~~~。確か、なんか宗教系の単語だった…」

コリン「正解です」

週末「えっ」

コリン「religionは『宗教』という意味です」

週末「宗教そのものだった」

 

 

週末「俺のターンね~。コリンまだ一問も正解してないしなあ…簡単な奴行くね」

コリン「わかった」

週末「sex」

コリン「えっ」

週末「sex」

 

6問目

コリン「stuff」

週末「スタッフ?『従業員』かな?」

コリン「ああ、staffじゃなくて、stuffの方だよ」

週末「あ~そっちね。『ねばねばしている』だ」

コリン「自信満々だけど全然違う

 

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普通に楽しくて、勝負している意識がなくなってきました。

今気づきましたが、僕たち、お互い切磋琢磨できるタイプじゃないです。

 

7問目

週末「altogether」

コリン「アルトゥギャザー

週末「アルじゃなくて、オールね」

コリン「アルトゥギャザーだよ、俺はね」

週末「お前はってなんだよ。自己流を見出すなよ

 

8問目

週末「aware」

コリン「あ~、アワレでしょ」

週末「アウェアだよ。誰が哀れだ

 

9問目

週末「occur」

コリン「オカー

週末「アカー

 

 

コリン君から和の心を感じる。

発音って実際、受験で大事なんでしょうか。将来使う予定があるなら、発音が一番大事だとは思いますが。

 

 

10問目

汚い話しかしなかったので省略。

 

 

バトル終了

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終わりました。結果は、僕が4点、コリン君が3点でした。

難しい単語を回避してこの点数ですから、やはり英単語の力が圧倒的に不足しているんだな、と実感しました。

 

 

でも今の点数は重要じゃありません、本題はこれからの2週間なのです。

なんせ僕たちは、今日から2週間という短期間で、「速読英単語」1900語を暗記するという挑戦をするのですからね。

 

 

そして、2週間後、もう一度単語クイズバトルをして、真の勝者を決めようじゃないか…!

 

 

こうして僕たちの戦いは始まったのです。

何か負けた方に罰ゲームを科そうという話になったので、負けた方は、LINEのひとことを「1か月間『会いたい…』的なメンヘラっぽいやつ」にすることにしました。

死んでも嫌です。

 

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というわけで暗記頑張ります。2週間後にまた結果の記事を書きたいと思います。

それではみなさん、さようなら。

 

 

 

 

 

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おまけ

 

 

週末「occupy」

コリン「オカピー」

 

 

週末でした。

ちょっとうちの猫を見てくれ

こんばんは、週末です。

 

 

皆さん、ってご存知ですか? そうです、あのかわいいやつです。

 

 

僕は猫が大好きです。うちでも猫を一匹飼っています。

死ぬほどかわいいので、今日はうちのネコをご紹介したいと思います。猫を飼っている人は、他人に猫を自慢するのが生きがいなところあるので。

 

 

注:無差別に写真を撮りまくったので、写真のクオリティは低いです。

 

ホープ オス 6歳

 

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か……

 

 

かわい~~~~~~~~♡♡♡

 

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なでられてるのかわい~~~~~~~~♡♡♡

 

 

 

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ぶれててもかわい~~~~~~~~♡♡♡

 

 

可愛すぎて何も言えませんね。お気持ちわかります。

写真じゃ伝えられないのが残念ですが、鳴き声もめちゃんこキュートです。

 

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「ホープくん♡」

 

 

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「なぁん」

 

 

キャーーーーーーーーーーーカワイーーーーーーー(猫)(猫)(猫)(猫)(猫)

 

 

この毛並み、ルックス、甘いマスク。

この子はとても優しくて、人間に危害を加えることはありません。人相手にパンチするときは、必ず爪を引っ込めています。

 

 

超優しくて、超怖がり。噛まない・ひっかかない・なつかないの三拍子がそろっています。完全無害かつ絶対防御。宅配の人がインターホンを押した瞬間に押し入れに逃げ込みます。

家族である僕でさえもこの子に触らせてもらえるまでに3年かかりました。きっと誇り高いのでしょう。

 

 

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一緒に撮影♡♡♡

 

 

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シカトされた♡

 

 

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凛々しい顔♡

 

 

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ジト目♡

 

【実験】顔認証アプリは、猫の顔も認識するのか?

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顔を向けてくれませんでした。

 

 

体舐めてるの

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ファビュラス~~~~♡♡~~~~~♡

 

 

最近話題の

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「のせ猫」に挑戦! まずは鏡餅の上に載ってたやつ。

興味津々だネ♡

 

 

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乗った~~~~~~~~~

 

 

高い順応性~~~~~~~~~~♡♡♡♡♡♡

 

 

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次はなんかよくわからん花。

 

 

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環境に適応~~~~♡♡♡♡圧倒的~~~♡♡♡

 

 

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「ママ」

次は何を乗せよう

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「東京防災」君に決めた♡

 

 

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即逃♡♡♡♡

 

 

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「辛」

 

 

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すごい逃げる。

 

 

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祖母が作ったダンボールの城に避難された。防災意識が高くていいと思います。

 

 

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献上。

 

 

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興味なさそう。

 

 

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すぐにのそのそ出てきました。

 

 

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なでる!! かわい~~~~♡♡♡♡♡♡

 

 

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この姿勢!!

シャチホコに近似~~~~♡♡♡♡

 

 

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「防災」置いた瞬間に逃げる。

 

 

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撮影は以上です。たっぷり癒されました。

今日はありがとうございました。

 

 

以上

最近学校が始まりまして、今日は帰るときはぐったりでした。

ですが、帰ってきて猫を一抱き二抱きしたおかげで、心身ともに癒されたんです。

 

 

最初は本当にガードが固く、少し近づくだけで逃げられるほど警戒されていたのですが、5年間一緒に暮らしてきて、最近になってやっと体にすり寄ってくれるようになりました。

長年の願いがついにかなって、今はとても幸せな日々を過ごしています。

 

 

もう少しかまってくれてもいいと思うんですけどね♡

 

 

週末でした。

 

東京防災とあなた

 

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情緒~~~♡♡♡♡♡♡♡♡♡

ウミガメのスープで質問に完全にランダムに答えたらどうなるか

こんばんは、週末です。

突然ですが、ウミガメのスープってご存知でしょうか?

 

 

dic.nicovideo.jp

ウミガメのスープとは、出題者と回答者に分かれて行われるクイズです。ただし、答えは問題文の情報だけでは解けない複雑なものとなっていて、それを絞り込むために、回答者は出題者に質問をすることができます。ただし質問はYESかNOで答えられるもののみ。

曖昧な問題文から、回答者は質問を繰り返し投げかけ、出題者から情報を引き出します。そして、少しずつ問題文の全体像を明らかにしていく、というものです。

 

 

僕はちょくちょく暇つぶし程度にこれを遊ぶのですが、あるとき思いました。

 

 

ウミガメのスープは、問題文の情報だけだと無限通りに存在する解答の中から、質問によって解答を絞り込み、ただ一つの真実を見つけるゲームだ。つまり、質問にYESと答えようとNOと答えようと、いつかそれっぽい答えが見つかるのではないか!?

つまりは、質問の答えを全部ランダムで決定してもいけるんではないか!?

 

 

というわけで、実験してみることにしました。

 

 

【実験】ウミガメのスープで、質問にすべてランダムで答えたらどうなるのか?

さっそくプレイ開始

LINEグループの一つで、ウミガメのスープをしようと声をかけてみます。

 

 

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想像以上にノリノリだった。全員経験はあります。

予定通り僕が出題者となり、ほかのプレイヤーは回答者となり質問を僕にしてくることにします。

さっそく出題。

 

 

問題 男は、いつも自転車を利用して通勤する。しかし、その日はいつも以上に健康だったので、バスを利用した。いったいどういうことだろうか?

 

 

普通は問題を出している出題者が解答を考えているものです。ですが今回は解答を考えていません。神のみぞ知るです。ちなみに問題は30秒で作りました。

 

 

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合宿が終わったらしい人も参戦。

回答者たちは、さっそく質問を繰り出してきました。

 

 

Q.男は車酔いをする?
Q.自転車に乗るには不健康である必要がある?

 

 

普通は出題者が解答と照らし合わせて「YES」なり「NO」なり答えるのですが、今回はどう答えるかは完全ランダムで決めます。

 

 

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Excelさんの登場です。まず質問文を入力し…

 

 

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「YES」「NO」「関係ない」の3つをランダムに出力するように関数を組みます。

ウミガメのスープで行う質問は「YES/NO」で答えられる質問ですが、質問が問題文にあまり重要ではない場合、ミスリードを回避する目的で、「関係ない」と出題者が答える時があります。

そのため、ランダム出力の選択肢には「関係ない」を含めました。まあいつ「関係ない」と答えるか決められないんですけどね。

 

 

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出ました。男が車酔いするかどうかは関係ないようです。

Excelが出した答えを回答者に伝えました。この調子で進めていきましょう。

もちろん回答者は出題者が適当に答えを決めていることなど知りません。回答者は皆気心の知れた友人なので、きっと許してくれる(震え声)。

 

 

Q.男は車酔いする →関係ない

Q.自転車に乗るには不健康である必要がある →関係ない

Q.男は通勤するためにバスを利用した →関係ない

 

 

ちょっと関係なさすぎやしませんか。男がバスを利用したのは、通勤のためとは言い切れないようですね。

そういえばこれ、回答が内容的に、ほかの質問と矛盾する可能性がありますね。そうなったらどうしましょう…?

 

さっそく怪しいポイントが

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少し進みました。ここポイントです。「Q.そのバスは病院の近くを寄らない?」という質問。これは「男は、本当はバスに乗って出勤した方が効率がいいが、病院に寄らないといけないため仕方なく自転車で通勤している。その日は健康で病院に寄らなくてよかったので、バスを使った」という推測を立てているのでしょう。

これに対して「YES」と答えてしまいました。回答者が指摘すればもうこれが解答でよかったかもしれません。

 

 

しかし、さらに注目がその次。「Q.男は通勤時に寄り道をしていた?」「NO」と答えました。このせいで「男は出勤時病院に寄っていた」という推測がつぶれます

しかしさっきの質問に「関係ない」と答えてない以上、バスが病院の近くに寄らないことが何か重要な情報であることは確定している。微妙に矛盾しています。

 

 

ここで一番重要なのは、どれだけ核心を突いたような質問をしても、この問題に核心なんて存在しないということです。泣けます。

 

男が心配

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男は特殊な病気にかかっていることが判明しました。聞いてないぞそんなの。

 

 

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関係ありませんが、さっきドイツ村で検索をかけてみたら、矛盾の権化でした。一体東京なのか千葉なのか、はたまたドイツなのか。

 

一体何病だ

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男の持病はバスにのると発症するようです。

 

 

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ここまで進みました。進むといってもゴールはないのですが。

全体の56%を「関係ない」が占めています。乱数が正常に作動してるのか心配になってきました。

 

健全なる精神は健全なる肉体に宿る

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Q.病気は精神的なもの? →関係ない

Q.病気は肉体的なもの? →NO

 

 

じゃあ何なんだよ。

 

 ここにきて

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Q.『バスを利用した』とはバスに乗ったということ? →NO

 

 

男はバスに乗っていなかったという衝撃の事実が判明しました。どうやらこの問題は、「バスを利用した」を「バスに乗った」と誤解させる、巧みなミスリードが設置されていたようです。これは高度な戦いになる予感。

このミスリードに気づいた友人も友人ですごいな。

 

 

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回答者側もかなり考えあぐねているようです。ここら辺から僕は、答えのない問題を解かせている罪悪感が心に渦巻いています。

 

進まない

進みません。ここで僕は、あることに気づきます。

 

 

このゲーム、終わらせられないかもしれない。

 

 

ウミガメのスープの終了条件は問題によってまちまちですが、基本的に「解答の重要な部分が質問によって判明した」時に終了とします。

ですが、今出題しているこの問題、解答の重要な部分がわかりません。というか、解答がわかりません

 

 

従って、僕がこの問題を終わらせるためには、誰かが「解答の重要な部分を突いてるっぽい質問」をし、無理やりそれを解答にでっち上げ「YES、大正解!!」と答える必要があります。

しかし、質問が積み重なれば積み重なるほど解答の幅は狭まり、回答者が「重要な部分」を見つけることが困難になっていくのです。

 

 

つまりこのゲーム、あがけばあがくほどドツボにはまって終われなくなる無間地獄、ということです。

 

 

なんて恐ろしいゲーム……!!

 

 

みんなごめん。

 

疑いの目

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恐れていた通り、質問が積み重なってきました。今までの情報をまとめると、男は「薬物乱用した結果、精神的でも肉体的でもない病気にかかり、バスにのるとそれが発症するのでバスに乗らずにバスを使った」ようです。

どんだけテクニカルな生き方してんだ。

質問はとめどなく来ます。

 

 

Q.通勤する場所は『いつも』と『その日』は同じだった? →関係ない

Q.男の病気は慢性的なもの? →YES

Q.健康というのは、いつもより男の病気の症状がましだっただけだったということ? →NO

 

 

何とか矛盾なく切り抜けていきます。

と、ここで一人の回答者が、

 

 

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Q.薬物による慢性的な病気ですか?(確認)

 

 

と送信してきました。

 

 

……まさか、疑われている?

 

 

なんと、すでにわかっていることを繰り返し聞いてきました。

まさかこいつ、僕が適当に答えていることに感づいているのでは? 無駄に心臓が高鳴りました。

先ほどまでの情報からして、僕は「YES」と答えなければ不自然です。

 

 

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NOでした。

 

 

これはもう逃れようのない矛盾を引き起こしてしまった。

 

 

Q.男の病気は薬物によるもの? →YES

Q.男の病気は慢性的なもの? →YES

なのに

 

 

Q.男は薬物による慢性的な病気か? →NO

ですもんね。サルでもわかるパラドックス入門

 

終わりの瞬間

取り返しようのない矛盾ができたのにも関わらず、ゲームは続いています。なぜか誰もその矛盾部分に触れません。

これ、逆にこっちが弄ばれているんじゃないか? 今の僕はさながらコアが露出したまま放置されているボスです。

 

 

…と疑心暗鬼に陥っていました。こんな実験しておいてなんですが、早くやめたいです。誰か助けてください。

すると、こんな質問が流れてきました。

 

 

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Q.何かしらの原因で起きるのが遅く、子供を幼稚園などに届けるため、自転車を用いるが、その日は調子がよく早めに起きたため子供を幼稚園の送迎バスに任せて通勤した?

 

 

来た! 核心を突いてるっぽい質問!!

薬物のくだりを無視していますが、バスに乗らずにバスを利用したことをうまく説明しているし、問題文にちゃんと沿っています! 

薬物は解答のエッセンス的なものであって、たいして重要じゃなかったことにしちゃえばいいよ!

これを解答にしよう! あとは僕が「YES」と答えれば問題終了だ!

 

 

ついに解放される時が来たと思ったその時、

 

 

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自己完結しないで。

いい案だと僕も思っていましたが、「Q.男は通勤時に寄り道していた? →NOに矛盾します。過去の質問がここにきて猛威を振るいました。

こんなことってありますか?

 

がまんできない!

この闇のゲームから早く逃れたい気持ちが最高潮に達した僕は、「寄り道の質問はYESだったのに、間違ってNOって答えちゃったごめーん^^」ですませればいいやと判断しました。

 

 

Q.何かしらの原因で起きるのが遅く、子供を幼稚園などに届けるため、自転車を用いるが、その日は調子がよく早めに起きたため子供を幼稚園の送迎バスに任せて通勤した?

 

 

これに「YES」と答えられればゲーム終了です。すべてはExcel次第、確率は1/3…。

 

 

質問を入力します。そして…

 

 

 

 

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関係ありませんでした。

 

実験終了

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この回答を最後に、誰一人として質問をしなくなりました。おそらく何も思いつかなくなったのだと思います。

自然消滅した会話をどうしていいかわからずに、今に至ります。

そんなこんなで、地獄の実験は幕を下ろしました。

 

 

 

【実験】ウミガメのスープで、質問にすべてランダムで答えたらどうなるのか?

【結果】会話が自然消滅し、気まずくなる

 

 

 

週末でした。

「小江戸」川越で祖母をもてなしてみた 後編

 

shimazour.hatenablog.jp

 ↑前編をお先にどうぞ。

 

喜多院に到着

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お腹も膨らませ、ついに喜多院に到着しました。

別名川越大師、寺宝もたくさん所要している川越の有名どころの一つです。年中行事も多く、四季折々の行楽客がにぎわうそうです(Wikipediaによると)。

 

 

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お参りをしていこうと思っていた我々ですが、想像以上の行列。

年始シーズンは過ぎたと思っていましたが、まだまだ賑わいがあります。

 

 

僕「お参りしていく?」

祖母「まさか」

 

 

事前に人気のない川越八幡宮でお参りを済ませていたことが功を奏しました。行列嫌いの我々は遠くから手を合わせ、次の目的地へ向かうことにしました。

 

 

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入口には人の像がありました。これが人の像であること以外僕にはわかりません。

 

時の鐘

次なる目的地は、時の鐘です。川越市のシンボルと呼ばれる時計台ですね。

ここら辺から、町の外観に江戸情緒があふれてきました。小江戸です。

道脇にイタリアの国旗が掲げられていましたが、それ以外は小江戸でした。

 

 

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最後尾猫

 

 

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寒太郎

 

 

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時の鐘、お目見えです。想像以上にただの鐘のある塔でした。

 

 

祖母「携帯貸しなさい。写真撮ってあげる」

僕「ほんと? ありがとう!」

 

 

優しいおばあちゃんです。iPhoneのカメラを立ち上げ、祖母に渡します。

そして、かっこよくポーズ。

 

 

祖母「何処押せばいいの?」

僕「ここ、まるいとこ」

祖母「任せて」

 

 

カシシシシシシシシシシシ

 

 

僕「すごい連射してる…」

 

 

これ結構自信のあるんですが、「お年寄りにiPhoneのカメラを使わせると必ず連射してしまう説」あると思います。

 

 

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これが撮っていただいた写真です。真ん中下の影の男が僕です。モザイク加工。

 

さつまいもチップス

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もう空腹になったのか、祖母が食べたいと言い出したので想像以上に長いさつまいもチップスを買って一緒に食べました。川越はサツマイモも名産品らしいです。

一口いただくと…

 

 

祖母「芋だ」

僕「芋だな」

 

 

おいしかったです。

 

氷川神社

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次の目的地、氷川神社に到着。と言っても氷川神社は東京・埼玉近辺に200社ほどあるらしいのでその一つ。

縁結びの神様が有名のようです。運命の赤い糸を購入することができます。

 

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名物は鯛みくじ。おみくじをねじ込まれた大量のコイキングの中から一匹を釣り上げて、今年の運勢を占います。

実は2017年になってからまだおみくじを引いていなかったのでいいチャンスです。

 

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君に決めた。

 

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結果は中吉でした。運勢云々の前に、鯛にねじ込むためにすっごい折りたたまれていたのが気になります。

そういえば人生で一度も大吉を引いたことがありません。

 

川越城本丸御殿

太陽も夕日に差し掛かり、最終目的地、川越城に行きます。

 

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道路のポールが男性用下着を着用していました。

 

 

また小江戸ゾーンを離れて、普通の街並みに戻ります。喧噪もなく、のんびりした歩きルートでした。

 

 

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到着。日本100名城に数えられるお城。その小さな御殿です。

中は土足厳禁だったので、靴を脱いで見学しました。

 

 

僕「武士いそうだね~」

祖母「足が冷たい」

 

 

冷え性にはきつい城だったようです。

 

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本当に武士がいたので、一緒に写真を撮りました。

 

菓子屋横丁

見学を終え、今日の旅行プランは終了。あとは駅に歩いて帰るだけなのですが、せっかくなので和菓子屋の立ち並ぶ菓子屋横丁に寄りました。

 

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祖母がまた腹をすかせたので、今度はさつまいもスティックを購入。

選ぶものにバリエーションがない祖母です。

 

 

僕「ホクホクしてておいしい!」

祖母「あたぼうよ」

僕「江戸っ子?」

 

 

こうして我々は、川越の旅を終え、本川越駅に到着しました。

 

旅を終えて

僕「今日は楽しかったですか?」

祖母「すっごく楽しかった。もう死んでいいわ」

 

 

死なないでください。

うまくもてなせたかはわかりませんでしたが、祖母はご満悦のようで、いい旅だったと思います。

ハプニングもありましたが帰りの時間はそれほど遅くならなかったのでよかったです。

 

 

川越は、聞いていた通り江戸情緒あふれる魅力的な町でした。

あなたもぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

 

週末でした。

「小江戸」川越で祖母をもてなしてみた 前編

こんばんは、週末です。

1月6日の夜のことです。

 

 

祖母「明日川越に行かない?」

ずいぶん唐突にデートのお誘いをされました。冬休みに呆けている僕を見かねて、外出の機会を与えてくれたのでしょうか。

 

 

川越(埼玉県川越市)といえば、江戸情緒あふれる蔵造りの街並みが有名な観光名所で、小江戸とよく称されていますね。

都内住みなので、割と気軽に行ける距離です。

普段は面倒くさがりで、祖母に連れられて出かけるなんて死んでも嫌なのですが…

 

 

僕(これはブログに書ける…!!)

 

 

と思ったので、珍しく了承してみました。川越旅行の始まりです。

 

1月7日 土曜日 朝

僕「おはよう」

祖母「パスモ持った?」

僕「まず朝ご飯を食べさせてください」

 

 

祖母がいつになく上機嫌であることに気づきました。話によると祖母は10年前からずっと川越に行ってみたかったようです。一大イベントだなこれは。

 

 

僕「よし、行こうか」

祖母「その白いズボン私嫌い。黒いのにして」

 

 

ぎょっとしました。今まで僕の服装にコメントすることなんてなかったんですから。人のファッションに口出しするレベルでテンションが上がっています。川越、あな恐ろしや。

 言われた通り漆黒のパンツに身を包み、玄関を出ました。

 

無計画らしい

うちの旅行は基本電車です。とりあえず、電車の最寄り駅へと向かっている最中に、ふと気になり祖母に尋ねます。

 

 

僕「今日は川越でどんなところを回るの?」

祖母「任せるわ」

 

 

任されました。祖母、まったくの無計画だったようです。ひいては川越への行き方も分からなかったようです。ワイルドすぎませんか。

ここまで丸投げされると、逆に闘志が湧いてきた僕。

 

 

(最高のプランで存分にもてなしてやる…!!)

 

 

と、言うわけで、行きの電車の最中にスマホをフル稼働させ、川越の下調べをしてプランを練ることにしました。

池袋で東武東上線

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乗ったことのない路線です。電車には詳しくないので、東京と埼玉を結ぶ路線のうちの一つということしかわかりません。ちなみにここにくるまでは、祖母と主に父親が死んだときの遺産相続の話をしていました。

 「急行 小川町行き」に乗ります。ここまでは順調です。

 

 

池袋――川越――小川町

 

 

となっていて、目的の川越駅終点の小川町駅までのちょうど半分くらいのところに位置していました。

 

 

ここでハプニングが起きます。

東武東上線電車に乗り込み、川越まで割と距離があるので僕は居眠りしてしまいます。祖母は居眠りをしない人なので、寝過ごす心配はないはずです。

実は昨晩は3時間ほどしか寝ていなかったので、すごく眠たかったんです。泥のように眠りにつきました。

 

 

そして、寝ること約1時間…

 

 

祖母「着いたよ。起きな」

僕「……んぁ? あれ? ここどこ?」

祖母「小川町」

 

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終点ーーーーーーーーーーーーー。



完全に失態を犯しました。川越駅で降りることを祖母に伝えるのを忘れていて、祖母は勝手に小川町駅で降りるのだと思い込んでいたようです。川越駅をきれいに通り過ぎて、ただ東武東上線を端から端まで移動した人になってしまいました。

ああ、なんで居眠りなんてしてしまったんだ…。痛恨のミスで予定が大幅に後押しされてしまうことになりました。

 

 

祖母「ちょっとしっかりしてちょうだい…」

僕「申し訳ありません」

 

 

僕が悪いのは認めますが、川越に向かっているのに川越駅をガンスルーする祖母もなかなかロックだと思います。あなたまだボケるほど老婆じゃないでしょ。

そのまま池袋行きの快速電車に乗り、同じだけ引き返しました。その間ずっと祖母に罵られていました。

 

川越駅に到着

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本来11:02に到着する予定が、12:27の到着。もうお昼ご飯を食べてもいい時間です。

ここら辺から祖母は「おなかすいた」以外の言葉を発しなくなりました。

 

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駅前には小江戸どころか平成も通り過ぎてそうなオブジェがありました。

モノリスにかまっている暇はないので、まず最初の目的地「川越大師 喜多院に向かいます。

 

 

僕「GoogleMapによるとこっち」

祖母「川越の名物料理って何?」

 

 

GoogleMapに従って、川越の街を進んでいきます。まだ全く小江戸の雰囲気は感じられない普通の街です。

 

川越八幡宮

喜多院」に向かう道中で、道のわきにしょぼ小さな神社「川越八幡宮を見つけました。

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祖母「行こう」

僕「はいおばあ様」

 

 

祖母が何かにとりつかれたように向かうので、ついでにお参りをしてきました。

 

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手水舎で身を清める祖母。

 

空腹

 

川越八幡宮で軽くお参りをし終えたので、本題の「喜多院」を目指して歩きだします。

ここらへんで僕も祖母も空腹に限界を感じてきました。

 

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ここら辺の通りにはあまり食べ物屋さんがなく、「カトゥ=ジドゥシャ(1869~1945)」くらいしかありませんでしたが、やっとの思いで手打ちそばの店を見つけ、餓死寸前の我々は駆け込むことを余儀なくされました。

当初の予定では川越名物のうなぎ料理を食らう予定でしたが、うなぎ屋がどこにもなかったのですから仕方ありません。

 

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僕が頼んだのは、鴨南蛮。冷えた体も温まって、おいしかったです。

 

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鴨肉を食べるのは初めてでした。牛肉の方がおいしいと思いました。

祖母が頼んだのはたぬきそば

 

 

僕「おいしい?」

祖母「きつねにすればよかった」

 

 

たぬきときつねに明白な優劣が定められました。全国のたぬきさんごめんなさい。

 

 

いざ喜多院

腹も満たし、人間としての尊厳を取り戻した我ら。

元気よく、今度こそ喜多院へと歩を進めます。

 

 

後編に続きます。

 

shimazour.hatenablog.jp